自己啓発の夢と現実 ☆岩波英知脳覚醒ダイアリー☆

僕は能力不相応だったとある外資系に就職してしまい、あまりのスキルの無さに危機感を覚え、精神的に追い詰められ、自己啓発に励んできました。自己啓発本、話し方教室、自己啓発セミナーに多額の金額を費やした後、ドリームアートラボラトリー代表岩波英知先生の脳覚醒技術に出会うことになります。それらの体験記を中心に書いていこうと思っています。よろしくお願いします。

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岩波英知先生の成功哲学と自己啓発と脳を覚醒させる方法の無意識からの効果



  1. いくら巷の実際に脳覚醒プログラムを受けた人が「すごい」「やばい」「ありえない」「世界最高」「世界最強」「世界唯一」「鬼才」「次元が違う」といったところで、僕が脳覚醒状態に入れるか心配でした。
    自己啓発セミナーにしてもそうだったからです。
    そこまで絶賛はされていなくても、(お金のため、勧誘が成功と刷り込まれているためとはいえ)経験者がセミナーを薦めてくるということは、それだけの価値があるからでしょう。

    実際に僕だって一瞬ですが、「すごく参加してよかった!」と思えることがありました。
    それは認めなくてはいけないし、いくら子供だましの技法とはいえ、大の大人をあそこまで非日常的な感情の揺れ動きの中に入れ込むんだから、並大抵なものではないでしょう。
    そこにセミナー主催者側の熱意があったんだと思います。
    しかし、世の中には上には上がいるもので、「井の中の蛙」でもあるのです。


  2. とはいえ、僕は最初は不安と期待が入り交じっていた感情を、岩波先生の心理脳内プログラムについて持っていました。
    どういうことをやるかわからないから緊張もしましたし、自己啓発セミナーのような『感情追い込み決壊型』だったらどうしようとか、精神高揚のドーピングの副作用が出てしまったら、と色々悩んだものです。
    評判は圧倒的にいいものであったのですが、自分がプログラムに合わないタイプだったら、など不安は尽きないものですね。


  3. しかし、僕は『自己啓発をしなくてはいけない病』にかかっていたため、すごいと聞いたものは何でも飛びつく男なのでした。
    そういうところは最終的に勇気というか肝が座っているのかも知れません。
    しかし、今度ばかりは飛びついてよかったと思います。
    これが最後の自己啓発になりそうだからです。
    それまでは自己啓発のまね事に過ぎなかったため、最初で最後の真の自己啓発プログラムといったところでしょう。


  4. 実際に脳覚醒プログラムを受けた体験記を書いておきます。
    受けてみればわかりますが、まず脳覚醒技術がやばいくらいにすごいのです。
    ただし勇気が必要な技術(目の当たりにしたらびっくりすることでしょう)ですので、明確な目的意識を持った人じゃないと受けられませんし、僕も受けないほうがいいと思います。


  5. 最初に岩波先生にスゴワザで誘導され、脳覚醒状態のほんの初期段階に入った時の印象はこうでした。
    一瞬意識が飛び、目覚めた時、すごく取り乱した感がありました。

    これは僕の潜在意識がそう感じさせたわけで、実際取り乱していなかったようですが、これは噂に聞く「心地よさ」「究極のリラックス感」とは違うもので、最初からそれを期待していた僕はキョトンとしてしまいました。
    いわゆるインパクトを感じただけで、これは脳の扉が第一段階も開いていない人がなる感覚体験だそうです。
    最初から、別次元の感覚体験になる人もいますが、これは個人差がありますし、頑張ればそういう人にいずれは追い抜けることができます(僕の体験より)。


  6. 岩波先生の脳覚醒プログラムなど心理脳内プログラムと言われるものは、トランス呼吸法がベースとなっています。
    これをやってくる人とやってこない人では、加速度的効果の差がでてしまうため、しょっぱなからなんの準備をしてこなくて、会社のストレスが溜まっていた僕にしては、初期段階の変性意識を味わえただけで儲けものだったのでしょう。
    とにかく潜在意識の世界に僕はアクセスできたわけなので、それはそれで嬉しかったです。


  7. 僕の脳覚醒状態の奇跡の本番は、第二回目から始まりました。
    ありえないことの連続、感動が前の感動を上回っていく流れに入ることができました。
    一週間、言われてきた課題をみっちり熱意を持ってやりこなしていた僕は、どうなるのか不安でしたが、やっぱり期待を持って参加しました。
    集団の中、みんなすごく深く脳覚醒状態に入っていて、そうなれるかどうかドキドキでした。
    そんなことは杞憂でしたが。


  8. 岩波先生の誘導で、ありえないほど深い感覚に僕の脳から足の爪先に至るまで包まれたのです。
    あきらかに前回とは違う感覚体験に、僕は驚きながらも突き抜けた感動を味わっていました。
    強烈な脳が覚醒する実感!
    湧き上がるモチベーション、強さ!
    本能エネルギーが出てきたのか、自分のパワーに自分が驚き、頼もしく思いました。


  9. 「これか、これが皆が言っていたすごいことなんだ!」
    体感してはじめて、絶賛している人が皆一致して言っていた言葉が真実だったことに気づきました。
    脳の重苦しい蓋が二枚も三枚もパカっと外れて、宇宙の意識といいますか、これぞ「覚醒」状態というすごい感覚に打ちひしがれました。


  10. その後もやるごとに脳覚醒状態は深まっていきます。
    脳の体感には終わりが無いようです。
    潜在意識の世界に入り込むことの難しさをあれだけ感じていた僕ですら、岩波先生の技術によって、簡単にそれも深く入ることができるようになり、人間の脳力の一番深い部分を刺激できるため、自己啓発セミナーの1万倍は効果がありました。


  11. また感情が豊かな世界に浸ることができます。
    自己啓発セミナーでの無理矢理な「感情世界」と違って、自発的に湧き出てくる豊かな感情が僕を包んでくれる、そんな安心感と頼もしさがありました。
    さらに五感がフルに刺激されるため、一番仕事で大切となる直感力も磨かれました。
    理性が排除された状態だからこそ、感覚がむき出しになって、研ぎ澄ませることができるのだと思います。


  12. 脳覚醒状態が深まると、絶対感が芽生えてきました。
    絶対感とは「他人との能力や個性の比較ではなく、自分の能力や個性こそが絶対的」という感覚です。
    そこに弱さや頼りなさは微塵もなく、自分主体で、ぶれない強固な精神状態です。
    しかも、絶対感というだけあって、何が起きても微動だにしない、そういうたくましさも身についてきました。


  13. 脳覚醒状態を味わっているとき、本当に幸せな状態です。
    究極のリラックス感を味わいながら、絶対感、強さ、パワーにみなぎる自分がいました。
    無敵の状態を人生で初めて僕は実感したのです。
    今まで崖っぷちの綱渡りのような会社での立場だったため、この感覚を味わえたことが、これから先自分が強くたくましく変わっていくエネルギーになっています。
    強烈なモチベーションも付随するし、また感情だけが先走る不安定な精神状態ではなく、深く静かに僕の心に定着している、そんな実感がありました。


  14. 脳覚醒状態を味わっていない人は、かなりの損をしていると思います。
    上に書いたように「明確な意志と目的を持って、成長したい人にとっては」です。
    人間が人生で味わう感覚体験の中で、この脳覚醒状態はまさしく頂点に君臨する奇跡の感覚だと思います。
    そうなった時、人間は本質的にパワーアップできるのですから。

  15. そして最後に、この脳覚醒状態に近い状態を自力でも作れるようになります。
    僕はまだまだですが、岩波先生の助けを借りなくても、自己暗示を浸透させる能力を身につけることができます。
    だから、一生自己啓発し続けたい人にとって、先生に頼るだけでは独り立ちできない危険性はないと思います。


 


TAMAMORIさんの脳覚醒プログラム体験記


jeantang.hateblo.jp


気分高揚と自己啓発セミナーの罠と危険性を身をもって体験


自己啓発セミナー体験記のパート1はこちら。
下の文章は体験記パート2です。


pocketpod.hatenadiary.jp


 



  1. 僕は最初の自己啓発セミナーを受けて、景色が違って見え、気分も高揚し、今までの自分とは決別できた感じがしました。
    しかし、そうではなかったのです。
    気分がかなり不安定になっていきました。
    どこか妙にそわそわして落ち着か
    ないのです。
    気持ちが定まりたいのに定まらないイライラも出てきました。
    また非常に疲れやすくなったというか、精神的にきつい状態が続きました。
    そんな中で仕事をしていたため、ミスがいつも以上に増えてしまい、上司から大目玉を食らったほどです。
    ちょうど、燃え尽き症候群になったのです。


  2. これはいびつで強制的で一方的な洗脳に近い自己啓発セミナーの方法で、無理やり自分の殻を破らせようとしたことの後遺症でしょう。
    とはいっても、一時的なパワーアップした自分というものは感じたのが確かです。
    あの自己啓発セミナーは精神虐待的でやり方が悪いだけだ。
    世の中にはもっと素晴らしい方法の自己啓発セミナーがあるはず、という結論に僕は至りました。
    この結論は、僕に大きなお金の無駄を費やすことになってしまったのですが。


  3. ともかく僕は次の自己啓発セミナーを探し始めました。
    前回受けたセミナー合宿は、きっぱりとやめたのですが、それはもっと高い合宿を受けさせられそうになったことと、友人を勧誘することが成長の一本道との説明を受けた時に、利用されていると感じたからです。


  4. 次の自己啓発セミナーは、アメリカ生まれで日本で改良を加えたものでした。
    そして高いお金を払ってセミナー合宿に参加することにしたのです。
    そこのやり方は、自己紹介を徹底的にやらせ、自分を見つめさせ、参加者同士で意見を言い合い、さらに自己分析と自己紹介を徹底的に繰り返されました。
    そして、話し合いを繰り返し、心理テストも行い、自分の過去をさらに話させ、手紙にし、読ませ合いました。
    自分をとにかく掘り下げていくのです。


  5. それを閉鎖空間でやってくると、セミナー参加者は煮詰まったように感情的に高まっていきます。
    トレーナーはうまいことに家族のこと、母親の話も入れ込んできました。
    自己啓発がなった暁での夢を実現じている自分の姿も巧妙に入れ込んでいました。

    そうなると、僕も次第に周りの熱気にやられて、泣き出しました。
    大の大人がみんな泣き始めまたのです。


  6. 感情がどっと高まっていったところで、トレーナーが人生について話し始めました
    私達の固定観念や一律的な行動の必要性を優しく、次第に強い口調で喋り始めたのです。
    絶叫して泣く人、床に突っ伏して慟哭する人、「ごめんさない! ごめんなさい!」と何に謝っているのかわからないけれど、頭を手で叩く人まで現れました。


  7. 感情の急激な高まりに、僕は「これだ! これを求めていたんだ!」と思いました。
    ここまで感情が高揚することこそ、僕がこの自己啓発セミナーに参加した目的だったからです。
    前回は徹底的に精神が追い込まれた末での理性崩壊、今回はそれとは違う理性崩壊でした。
    そしてセミナー参加者の団結力もすごいものでした。
    お互いに抱きしめ合い、励まし合い、がんばろうとエールを送り続ける。
    ここまでの団結心は僕の人生にないことでした。
    強い運命共同体ができあがったのです。


  8. しかし、この自己啓発セミナーも勧誘行為を推奨してきたのです。
    勧誘人数を決めていき、それを高らかに皆の前で宣言させます。
    僕はそれが嫌でした。
    参加者の多くがやる気に満ちた、いや一種の取り憑かれたような『やる気』の目になっていました。
    プチ洗脳状態かもしれません。
    このアンバランスな洗脳状態が、本来理想のバランスの整った精神状態を阻害してしまうのですが。


  9. 今思えば、これも自発的『やる気』ではなく、セミナー主催社のレールにうまく乗せられたものだと思います。
    行き着く終着駅は、社会的成功というものではなく、セミナー主催社にお金を儲けさせる『成功』だったわけです。
    宗教の「功徳を積めば幸せになれる」という名の「教団にお布施をしたら幸せになれる」と同じだと思います。


  10. しかし、当時は僕はやっぱり気分が高揚して帰路につきました。
    また受けたい、そう思わせるものがありました。
    勧誘行為はしないで(仕事に忙しくそんなことをやっている余裕が無かった)、自己啓発の部分を純粋に受けたかったので、また別の自己啓発セミナーを享けようと思ったのです。
    僕はこの時、『感情バカ』になっていました。
    感情が高まればそれで成長したような気になっていたのです。
    自分の殻を破り、潜在能力を覚醒させるにはこの方法しかないと思い込んでいました。


  11. しかし、僕のこの時の感情はやっぱり歪んでいたのでしょう。
    外部から与えられた感情といいますか、その時の異様な雰囲気にやられた本来の自分から発した感情でないものだったから、またしわ寄せがどっと来たのです。これは普段感情が爆発していないから、「感情なれ」していないから起きる疲労感とも違う感じです。
    どうもいびつな形で無理やり搾り出された感情だからでしょうか、心の金属疲労がしばらく続きました。
    洗脳作業によりブーストされた一時的な精神高揚状態は長く続くことはなかったのです。

    「モチベーションを劇的に上げ、強くたくましく自信にあふれた男になる!」
    それが自己啓発セミナーを受けた後になっている自分の理想像だ
    ったはずなのに、現実は「気が抜けた男」になってしまっていたのでした。


  12. 僕の自己啓発バカぶりを知っていた、会社の先輩からかなり怒られました。
    先輩は自己啓発セミナーの長所も欠点もよく知っていました。
    ジェット戦闘機で言うアフターバーナーを使い続けたら、すぐに燃料切れになるようなことを言われ、僕はやっと心の倦怠感・疲労感の理由がわかったのです。
    この後、僕は自己啓発セミナーの合宿は受けず、日帰りで参加できるワークに通うようになりました。
    自己啓発をし続けない自分が不安でたまらなかったのです。
    自己啓発本もそういう意味で常に読み続けていました。

  13. このあと潜在意識を顕在意識化させる画期的な技術に出会うことになります。
    上から潜在意識を無理やりいじくろうという不自然な方法ではなく、自発的な潜在意識の扉を開く驚きの方法でした。
    僕がやってきたことのレベルのあまりの低さにあきれ果ててしまうぐらい、次元が違う技術だったのです。
    僕がずっと追い求め続けていた夢の様な体験の連続でした。

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